『ほんとは怖い 健康診断のC・D判定』発売です!!!

ブログの更新を延々とサボっておりました…!

大変申し訳ありません。

 

どうも日々の業務に追われ、

余裕を失っておりました。

これからは心を入れ替えて頑張るつもりです!

 

 

さて、日経ビジネスオンラインの『医療格差は人生格差』のシーズン2が終了し、

担当編集者の異動に伴い、JBpressに連載の場を移しました。

タイトルは新たに『パンデミック時代の健康管理術』として連載は継続しています。

 

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60736?fbclid=IwAR0aqtNj5kROAM-8S8lZ8SupNvXOFJHhIEx7XEDnhalEKFxZq3IvxuNDPUA

jbpress.ismedia.jp

 

シーズン1は「がん検診」

シーズン2は「メタボ、生活習慣病」と来て、

シーズン3は「メンタル」です。

1,2に勝るとも劣らない、非常に重要なテーマですので、どうぞ引き続きご愛顧ください。

 

 

そしてなんと!

シーズン2の「メタボ、生活習慣病」が1冊にまとまり、

本日よりAmazonで入手可能となりました!

 

 

「健康診断を受けたんだけど結果がよく分からない」
「C判定の経過観察って問題ないってこと?」
「高血圧って老化の一種で問題ないよね?」
「カロリー制限と糖質制限って結局どっちがいいの?」
など、健診や食生活に関してはみなさん分からないことだらけだと思います。

 

本書では、高血圧、糖尿病、脂質異常症高尿酸血症といった生活習慣病と、
それが組み合わさったメタボリックシンドローム
そしてその先に起こりうる脳卒中認知症、心疾患について
エビデンスを踏まえながらじっくりと説明しています。
我ながら、とても盛沢山で、お得な内容になっております。

 

マンガも命を削って描きました。
特に、「最後の晩餐」のところは、これ以上のネタは
もう一生描けないんじゃないかという自信作です!
ぜひお手に取ってみてください。

 

巷のよくある健康本とは違います。
クスッと笑ってるうちに、平均的な医療関係者以上の知識が身についてしまいます。
この本は、あと少なくとも10年は抜かされないだろう孤高の一冊と自負しています!笑

 

こんなに有益な1760円はちょっと他には想像できません。
どうぞポチッとよろしくお願いいたします~!!!

 

 

今週号の女性セブン『女性のがんに強い病院全国トップ100』でコメントしております~!!!

今週号の女性セブンでコメントしております!私と上昌広先生で。畏れ多い…😵

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 今回、話題にしているのは、2018年に国立がん研究センターが発表した、

全国230の病院別の、がんの5年生存率です。

https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

 

これによると、生存率が病院によってかなり差がありますが、なぜでしょう?ということを解説しています。

この差は各病院によってがんのステージ構成が違うから、で説明できます。

つまりステージⅠの患者が多い病院の方が全体の生存率が高くなり、

ステージⅣの患者が多ければ生存率は低くなるということです。

 

しかし、実はステージ別に分けて、同じステージであっても、

やはり病院によって生存率に差がでるのです。これはなぜでしょうか?

 

もちろん、「医療レベルが低いから」は、どう否定しても最後まで残ります。

率直に言って、病院によって医療レベルに差があるのは事実です。

とある北関東の大学病院で、腹腔鏡手術で多くの方が亡くなったニュースは

非常に衝撃的でしたし、散発的な医療ミスであれば、枚挙にいとまがありません。

 

ただし医療レベルが高くても、ステージごとの生存率が低くなることはありえます。

なぜなら、ステージは同じでも、患者の特徴がそれぞれ違うからです。

 

「年齢(高齢者かどうか)」、「糖尿病、心疾患などの病気がある」、

「呼吸機能、腎機能が悪い」などの要素で、治療の成績は大きく左右されます。

 

そういった患者は他の病院に紹介して、リスクの低い患者だけを治療すれば、の病院の見かけの生存率は上がります。

一方、リスクがあっても、それを受け入れて治療をすれば

(もちろん、蛮勇もダメですが)、生存率は低くなるでしょう。

 

「生存率が低い」イコール「医療レベルが低い」という単純な構図ではない、ということです。

 

なかなか読み応えのある特集になっています。また、「女性のがん」と断っていますが、内容は男性にとっても参考になるものです。ぜひご一読ください~!

あと、ところで…。

実は2か月前からTwitterを始めてみたのですが、

フォロワーが10人ぐらいしかおりません(笑)。

もしよろしければ、ぜひTwitterでも繋がらせていただければ、幸いです~!

近藤慎太郎@hIeeTVcuVBqXHtc

 

胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!  ―最先端医療が命を守る

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医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方

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がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

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去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

(文・近藤慎太郎)

 

 

近藤慎太郎の新刊『胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!』Amazonの「病院・医者」ランキング1位になりました!

7月4日に、私の3冊目の著書、『胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!』がさくら舎より発売されました〜!

 

胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!  ―最先端医療が命を守る

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そして、現在Amazonの「病院・医者」ランキングの1位になっています!!!

 

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ありがたいことです…😭。

たくさんの人に読んでもらえるといいなぁ…。

 

ご興味あれば、ぜひよろしくお願いいたします~!!!

 

 

 

↓↓↓がん検診全般について詳細に解説しています。ご参照ください↓↓↓

 

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去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

(文・近藤慎太郎)

 

 

近藤慎太郎の新刊『胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!』が発売になります~!!!

7月4日に、私の3冊目の著書、『胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!』がさくら舎より発売になります!!!

 

胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!  ―最先端医療が命を守る

胃がん・大腸がんを治す、防ぐ! ―最先端医療が命を守る

 

 

この本の執筆は実は相当大変で、「産みの苦しみ」という点では、今までの3冊の中ではもっとも苦労しました。

この本は胃がんと大腸がんについて、原因や検査方法、ステージ分類、治療法、予後などについて100問のQ&A方式で分かりやすく書いています(今回はイラスト主体でマンガはありません)。

 

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1問1問の分量はそれほど多くはなく、半ページから1ページで読めるものがほとんどです。

 

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「1冊を、最初から最後まで順番にしっかり読みこなさなくてはいけない」と思うと億劫ですが、本書はどこからでも自分の興味がある設問から読んでいただければ結構です。

普通の本だと、一つのトピックスについて、特にページを気にすることなく、過不足なく書いていけばいいと思います。でも本書の場合はどんなトピックスでも半ページか1ページ、せいぜい1.5ページでピシッとまとめなくてはいけません。まずそれが大変でした。

 

また、本文中には(Q●参照)という形で、関連がある設問をすぐに参照できるようにしています。辞書のようでいて、なおかつ有機的に繋がるような構成を心がけました。

これによって、全体の構成、順番、どこで何を解説するかに関して整合性を持たせるのがまた大変でした。もちろん自分が蒔いたタネなんですが(笑)。

 

そして、設問の内容も、実は私にとっては一つのチャレンジでした。

私自身にとって都合の良い設問だけを並べるということは一切せず、医療従事者ではない私の知人や編集者から、「こういうことを聞きたい」というリクエスを集めて構成しました。

中には、

「大腸カメラと胃カメラは同じ日にできるのでしょうか?」(Q80参照)

「がんは遺伝しますか?」(Q88参照)

「がんの自然治癒はありますか?」(Q90参照)

「がん検診は何歳まで受ければいいのですか?」(Q99参照)

といった、「なるほど、みなさんはこういうことが知りたいのか!」という気付きを私に与えてくれた質問や、

「自覚症状がでたときは、もう治ることは難しいですか?」(Q15参照)

「検査の見落としを防ぐにはどうしたらいいですか?」(Q21参照)

「がんの生存率が病院によって差があるのはなぜですか?」(Q94参照)

「高齢の医師は避けたほうがいいでしょうか?」Q96参照)

など、自分だけで構成を考えていたら、答えにくくて無意識的に避けていたかもしれない質問もありました。

そのような質問からも一切逃げず、ウンウン苦しみながらも、真摯に、愚直にお答えしたつもりです。

そして最後の設問に、一番大切なメッセージを込めました(Q100参照)。

 

本書の執筆には非常に苦労しましたが、その分かゆいところに手が届く、とても充実した内容になっています。

「えっ、そうなの⁉」と思うことがたくさんあるはずです。まずはリラックスして読み始めていただければ幸いです。

 

出版社がそこまで大きくないので、本屋さんの店頭にはあまり並ばない可能性もあります(;^_^A。

もしその場合は、アマゾンでポチっていただけると幸いです。

 

 よろしくお願いいたします~!!!

 

 

 

↓↓↓がん検診全般について詳細に解説しています。ご参照ください↓↓↓

 

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 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

(文・近藤慎太郎)

 

 

『日経トレンディ』7月号で、がん検診の監修をしています~!!!

昨日発売になった、『日経トレンディ』7月号で、がん検診の監修をしています!

 

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特集のメインは「筋肉貯金」ですが、やっぱり広い意味の健康ということで、がん検診についても4ページほどスペースが取られています。

 

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もちろん、がん検診自体は以前から各媒体で取り上げられてきましたが、

日経トレンディのようなエンターテイメント性の強い雑誌でも取り上げられるというのは、世の中の流れが多少は変わってきているんじゃないかという気もします。

楽しい一辺倒じゃなくて、多少耳の痛い話も聞いておこう、今だけじゃなくて未来も含めてトータルで良くしよう…といったような。

気のせいかもしれませんが(笑)。

 

いずれにせよ、さすが歴史のあるエンターテイメント雑誌だけあって、紙面づくりはとても見やすくてキャッチーです。

マイクロアレイや線虫がん検査も取り上げられていて興味深いので、よろしかったらご覧ください~!!!

 

 

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去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

(文・近藤慎太郎)

 

 

『壮快』7月号、発売中です!三大ダイエット特集も要チェックです~!!!

医療エンターテイメント雑誌、『壮快』7月号、発売中です!

 

特集は「湯通しキャベツ」や「梅こうじ」で、

美味しそうなレシピが満載です!

また、三大ダイエット特集も興味深いです~!

 

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もちろん、私の連載『がんの常識&非常識』も絶好調です。

 

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今回は、がん検診の心得と、がん検診から漏れてしまうがんの中で、

舌がんと皮膚がんを取り上げています。

あまり聞けない話が載っていますので、ぜひご一読ください~!

 

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去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

(文・近藤慎太郎)


 

『近藤しんたろうクリニック』、順調です!

去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

一切広告も出さず、ほとんど告知もせず、ひっそりと開院していますが、

色々な方が受診してくださり、意外と忙しいです😅。

もちろん、とってもありがたいことです。

 

通常のクリニックを開院するとなると、

およそ「1億円」ほど借り入れをするのが一般的です。

私の場合は内視鏡が専門なので、普通のやり方で開院するのであれば、当然内視鏡のシステム一式をそろえることになります。

しかしそうすると、機械のメンテナンスや、定期的なアップデート(医療機器は日進月歩なので)をするためのコストが相当かかります。

さらに、機械だけではダメなので、内視鏡室で勤務していた経験のある看護師さんを見つける必要があります。

やはり優秀な人を雇いたいので、条件も良くしなくてはいけません。

人事、労務、人材派遣会社とのやり取り(これが相当大変です)…など考えなくてはいけないことは加速度的に増えていきます。

 

駅近くの来院しやすい物件を確保し(当然家賃は高くなります)、広告(駅の広告や看板、ネット関連など諸々)を出します。クリニックを認知してもらうためには、広告がとても重要になるので、月に数十万かけているクリニックも珍しくありません。

 

以上のように、相当なリスクを背負って、医療とはかけ離れたところで苦労をすることになります。それだけしても、成功するかどうかは分かりません。

実際に患者さんが来ずに閉院に追い込まれたクリニックもたくさんあります。たとえ順調に成長できたとしても、黒字化するのは1-2年後と言われています。

 

私はそういった開業スタイルに疑問を持っていました。

なぜ1億の借り入れしなくてはいけないのか

なぜ勤務医か開業医の2択しかないのか

なぜ不必要な苦労をしなくてはいけないのか

もっと合理的なやり方があるのではないか

 

考え抜いた末に今のクリニックを開院しました。

そして、週に2日もクリニックで働かず、一切広告も出さず、電子カルテなどを使ってすべて自分でやりくりしていますが、開院5か月目にしてめでたく黒字化いたしました。もちろんランニングコストが少ないからなのですが、逆に表現すれば、ランニングコストが少なければ黒字化することは比較的簡単なことなのです。

始める前は不安もありましたが、自分の考えは間違ってなかったなとホッとしています。

もちろん、黒字化すればそれで良いという訳ではないので、今後はさらに効率化を進めて、より多くの人に役立つスタイルを確立しなくてはいけません。でもその一歩が達成できたし、焦らずに、おかしなことに手を染めずに、じっくりと進むことができるようになりました。

総合病院で内視鏡検査・治療を行い、クリニックを運営し、執筆・講演を通じて皆さんに正しい医療情報をお伝えする…。私がやるべきことはやっと出そろったように感じています。後は、これをどれだけきちんと回していくかだと感じています。

 

今後もこの道を邁進したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

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(文・近藤慎太郎)