誤解だらけのがん検診

『みなさまへの重要なお知らせ!!!』

当ブログを読んでいただいているみなさま、いつもありがとうございます! 当ブログは複数のコンテンツで成り立っています。 ①『がんで助かる人、助からない人』 私の初めての著作の内容を少しずつアップしています。 がんで助かる人、助からない人 専門医が…

近藤慎太郎 講演:がんで死なない技術

きたる8月4日金曜日の14時30分より、スルガ銀行二子玉川支店にて講演を行います。 本ブログと拙著『がんで助かる人、助からない人』のエッセンスを効率的に吸収することができます。 本講演はどなたでも無料でご参加いただけます。 平日の日中ですが、むし…

小腸は検査しなくていいのか?

数回にわたり、大腸の検査方法について解説いたしました。 ここで最後に、小腸について補足説明いたします。 小腸というのは胃と大腸の間をつなぐ消化管で、およそ6メートルという消化管最大の長さを持つ臓器です。小腸は、十二指腸、空腸、回腸という3つ…

大腸内視鏡(大腸カメラ) vs 注腸検査 vs CTコロノグラフィー vs カプセル内視鏡…。勝者は??

1.カプセル内視鏡のデメリット カプセル内視鏡は、内服すればいいだけなので、大腸カメラや注腸検査より検査としてラクなことが大きなメリットです。 また、注腸検査やCTコロノグラフィーのような医療被曝もありません。 ただし、実はそもそもカプセル内…

興味深さだったら…カプセル内視鏡!

1.大腸カメラ 2.注腸検査 3.CTコロノグラフィー 4.カプセル内視鏡 最後に「4」のカプセル内視鏡の説明です。これは長さ約3㎝のカプセル型の小型カメラを内服して、大腸全体を観察するという検査方法です。 昔、『ミクロの決死圏』という映画があ…

将来性の高い大腸がん検診は?

1.大腸カメラ 2.注腸検査 3.CTコロノグラフィー 4.カプセル内視鏡 上記の大腸がん検診のうち、個人的に将来性が高いと思うのは「3」のCTコロノグラフィーです。 CTコロノグラフィー(CTC)、大腸CT検査(大腸3D-CT検査)などと呼ばれます。 これは…

実績だったら大腸カメラ。では注腸検査のメリットは…?

1.注腸検査とは? 1.大腸カメラ 2.注腸検査 3.CTコロノグラフィー 4.カプセル内視鏡 この中で、もっとも歴史がある検査は注腸検査です。 注腸検査とは一体どんな検査でしょうか? かんたんに言うと、注腸検査は「大腸版のバリウム検査」です。 バ…

三省堂・西武池袋本店の講演会は、今週金曜日です〜!

みなさま、今週末のご予定はいかがでしょうか? 23日の三省堂・西武池袋本店での講演会が迫ってまいりました! *講演会の詳細は前述の三省堂書店池袋本店特設サイトよりご確認ください。 給料日前に恐縮ですが、がんとがん検診について理解を深めるために、…

大腸内視鏡(大腸カメラ)の実際

1.実績だったら… 大腸の主な画像検査として以下の4つの検査方法が挙げられます。 1.大腸カメラ 2.注腸検査 3.CTコロノグラフィー 4.カプセル内視鏡 この中で、実績があるのは1の大腸カメラと2の注腸検査です。ただし、正確性は大腸カメラに軍配…

大腸内視鏡などの検査で一番大切なことは?

1.便潜血以外の大腸の検査方法は? 現状では大腸の主な画像検査として以下の4つの検査方法が挙げられます。 1.大腸内視鏡検査(以下、大腸カメラ) 2.注腸検査 3.CTコロノグラフィー 4.カプセル内視鏡 現在、健診の項目として認められているのは…

三省堂池袋店で講演会を開催します!

きたる6月23日金曜日の19時から、池袋の三省堂にて講演会を開催します。 編集者と一緒に書籍の営業に行ったところ、書店の担当者様よりオファーをいただいたのです!なんともありがたいことです…。 *講演会の詳細は前述の三省堂書店池袋本店特設サイトより…

フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』に出演しました!

5月19日にフジテレビの『直撃LIVE グッディ!』に出演しました。 www.fujitv.co.jp しかも、人生初のスタジオ生出演。 いや~緊張しました!(笑) みなさんもご存知かもしれませんが、前日の18日に中村獅童さんが肺がんになったというニュースが報道されま…

フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』に出演!!!

本日、5月19日(金)13:45~15:50フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』に出演させていただきます。がんにまつわる様々な誤解をについて分かりやすく説明できればと緊張してます。 www.fujitv.co.jp ぜひ視聴ください! (文 近藤慎太郎) がんで助かる人、助か…

胃がんで便潜血は陽性にならないのか?

1.胃がんで便潜血は陽性にならないのか? 便潜血検査は、誤解が蔓延しているという意味でも非常に重要なポイントなので、ここ数回にわたってかなり詳細に検討してきました。 結論だけ言えば、「有用だけど十分とは言えない」ということでした。 では大腸が…

『40歳の胃がん、35歳の大腸がん』の講演会のレポートです

少し前の話になりますが、1月26日の木曜日にスルガ銀行ミッドタウン支店にてセミナーを開催させていただきました。 以前にたまプラーザ支店でもセミナーを開催しおり、幸い好評だったため、今回の運びとなりました。 ありがたいことです…。 ちなみにスルガ銀…

読売新聞に『がんで助かる人、助からない人』の広告が出ています!

5月9日の読売新聞の朝刊に、拙著『がんで助かる人、助からない人』の広告を出しました! がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」 作者: 近藤慎太郎 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2017/02/25 メディア: 単行本(ソフト…

安原さんの受難~EMRとは!?

(マンガ 近藤慎太郎) がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」 作者: 近藤慎太郎 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2017/02/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る

便潜血検査についてのよくある誤解

さて、ここで便潜血検査にまつわる誤解をまとめておきます。 ピロリ菌と同様に便潜血検査についても、患者と医師の両方に多くの深刻な誤解が蔓延しています。 そしてその誤解は、胃がん検診における誤解よりも深刻な事態を生じる可能性が高いのです。 1.「…

ラジオ日本『Hello!I, Radio』に出演しました!!!

4月10日月曜日に、ラジオ日本の情報番組『Hello!I, Radio』に出演させていただきました! パーソナリティは栗原美季さん。少し話しただけでも引き出しの多さが分かる素敵な女性でした。(^^) しかし10分間の生放送。あっという間でしたが、いやあ緊張し…

便潜血検査でも受け続ければ、正確性が増していく

1.前回のおさらい 大腸がんの予防のためには、内視鏡で治療できる早期の段階、つまり、まだ大腸がんになっていないポリープの段階で病気を見つけるのがベストです。 ではポリープがあったら便潜血検査は陽性になるのでしょうか? これも報告によってばらつ…

ポリープは便潜血検査で見つかるのか?

1.前回のおさらい 便潜血検査は、便の一部を容器に入れて提出し、便の中に血液が混じっていないかどうかをチェックするという検査です。何も問題がない正常な大腸粘膜から出血することはあまりないことですが、大腸がんやポリープなどの病変があれば、便が…

便潜血検査の実力は?

1.便潜血検査って? 今回は、大腸がん検診(二次予防)について説明します。大腸がんやポリープを発見するためにはどんな検査があるでしょうか? 現在、健診や人間ドックで大腸がん検診としてまず行われるのは便潜血検査です。 これは、便の一部を容器に入…

当ブログを書籍化した『がんで助かる人、助からない人』、発売中です!

2月の25日に、当ブログの内容を書籍化した『がんで助かる人、助からない人』が発売されました! これもひとえに当ブログにお付き合いいただいたみなさまのおかげです。心より感謝いたします。 また、気になってこまめにチェックしていたところ、一瞬アマゾン…

どこからが肥満なのか?

1.大腸がんのリスクを高めるもの 少し前回のおさらいです。 大腸がんのリスクを高める生活習慣にはなにがあるでしょうか? 国際がん研究機構IARCや国立がんセンターの発表によると、 「アルコール」 「タバコ」 「肥満(BMI25以上)」 が挙げられてい…

なぜ大腸がんはできるのか?

1.がんとポリープの違いは? 大腸がんの発生には、大きく分けて2つの経路があるといわれています。 1つは正常の粘膜から直接大腸がんが発生するというものです(パターンA)。 これがみなさんのイメージに近いものだと思います。 もう1つは、まず「腺腫…

胃がんと大腸がんで年間10万人の命が救える

1.増え続ける大腸がん 大腸は全長が1.5~2メートルの管状の臓器です。 それが正面から見ると「?(クエスチョンマーク)」の点の部分を抜いたような形に折れ曲がってお腹の中に収納されています。 大腸は、大部分を占める「結腸」と、肛門から入ってす…

『がんで助かる人、助からない人』出版のご案内(著者・近藤慎太郎)

いつも当ブログを読んでいただいているみなさま、本当にありがとうございます。 実はきたる2月25日に、ブログの内容をまとめた私の初めての著書『がんで助かる人、助からない人』が発売されることになりました! もともと出版は私の目標の一つであり、ここ数…

近藤慎太郎 講演:40歳の胃がん、35歳の大腸がん

きたる1月26日19時より、東京ミッドタウンにて講演を行います。本ブログにもある、がんにまつわる様々な誤解をを解き明かしながら“治る”がんである胃がん、大腸がんについて分かりやすく解説します。定員80名ですので、興味のある方はご予約のうえお越しくだ…

食道がんは、ほかの臓器にがんを合併しやすい!

1.食道がんはどうやって見つかっているのか? さて、食道がんを見つけるための画像検査は何を受ければいいでしょうか? 食道のチェックに特化した検査というのはほとんどなく、以前に解説したとおり胃がん検診で胃のチェックと同時に食道のチェックをしてい…

意外と怖い逆流性食道炎

1.逆流性食道炎って? 最近各種メディアで取り上げられることも多いので、逆流性食道炎という病名を聞いたことがある方も多いかと思います。 逆流性食道炎は、胃から分泌される胃液が食道に逆流することによって生じます。 胃液は胃の中に入ってきた食事内…