医師が新型コロナウイルスのワクチンを接種した経過を、抗体検査キットを使って報告します(第2日目)

医師兼マンガ家の近藤慎太郎です。

 

昨日、新型コロナウイルスのワクチン(第1回目)を接種しました。

今後の経過を、抗体検査キットを使って、みなさんにご報告していきたいと思います。

 

さて、みなさんの中にも、インフルエンザワクチンを毎年打っているという方がいると思います。

ワクチンを打つと、その場所が赤くはれたり、痛くなったりすることがあります。これを「副反応」と呼びます。

昨日打った時は、まったくと言っていいぐらい痛くなかったので、「あ、こんなものか。インフルエンザワクチンの方が痛いな」と思っていました。16時半に打って、夜寝るまではまったく問題ありませんでした。

そして今朝起きると・・・・

痛いです。結構痛い。赤くはれたりはしていないのですが、肩の筋肉を押すとズキッと痛みます。また手を持ち上げたりすると、またズキッと痛みます。

痛みの種類は違うようにも思いますが、インフルエンザワクチンより痛いと思って良いと思います。

ただし、疲労感とか発熱など、仕事が滞るような副反応は、今のところありません。

今日も元気に仕事ができました。

 

 

そして、本日接種後1日の抗体検査は「陰性」でした。

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抗体ができるのは、おそらく2回目の接種(3月30日予定)の後ではないかと思います。 

念のため、今後も定期的に抗体検査を行って、経過をご報告いたします。

 

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医師が新型コロナウイルスのワクチンを接種した経過を、抗体検査キットを使って報告します(第1日目)

医師兼マンガ家の近藤慎太郎です。

 

本日、新型コロナウイルスのワクチンを接種しました。

今後の経過を、抗体検査キットを使って、みなさんにご報告していきたいと思います。

 

みなさんご存知の通り、新型コロナウイルスの流行はいまだ収束していません。

一都三県は緊急事態宣言のさなかですが、

「メディアで報告される感染者数が少しずつ増えている…?」

と感じている人も多いのではないでしょうか。

今後、第4波、第5波が間違いなく来ると考えている専門家も多数います。

 

ずっと緊急事態宣言を継続するわけにはいかないので、

今後のカギになるのは間違いなく

「ワクチン接種」と

「治療薬」の開発です。

後者については、もちろん現在も入院するような患者さんには様々な治療薬が投与されていますが、

基本的には注射製剤で、自宅などで投与できるものではありません。

インフルエンザにおけるタミフル、イナビル、リレンザのような、

内服薬、吸入薬ができることが待ち望まれます。

 

前者、ワクチンは世界中で多数のメーカーが開発をしており、

日本でもファイザー製のワクチン接種が始まりました。

まずは医療従事者、高齢者、高齢者施設などの従事者、基礎疾患(糖尿病など)を持つ人に対するワクチン接種が始まりました。

 

しかし、本ワクチンについては、メディアを通じて

「副作用のアナフィラキシーショックが多いらしい」

「効果が低いらしい」

「いや、効果が高いらしい」

「いやいや、抗体ができても、長続きしないらしい」

など様々な情報が錯綜しています。

 

「本当のところはどうなの?」

と何を信じて良いのか疑心暗鬼になっている方も多いと思います。

 

そんな中、本日(3月11日)私は勤務施設において、新型コロナウイルスのワクチンを接種する機会に恵まれました。

そこで、

「ワクチンの副作用は強いのか?」

「発熱、疲労感などは起きるのか?」

「抗体は何日目ぐらいから出てくるのか?」

を、自覚症状や体温、抗体検査キットなどを用いて、

報告していこうと思います。

 

もちろん、あくまで私1人のケースですので、

みなさんに100%適用できるような内容ではないと思います。

しかし、みなさんの今後の判断材料の一つになれば幸いです。

 

本日朝の体温は36.3℃

体調は良好。

もともと大きな基礎疾患はありませんが、尿酸値が多少高いので、

ユリノームという薬を飲んでいます。

花粉症はありますが、食物や薬による明らかなアレルギーはありません。

 

そして、本日接種前の抗体検査は「陰性」でした。

 

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「C」の部分に赤い線が出ているのは、「検査が上手く行っている」という意味なので、問題ありません。

「G」か「M」の部分に赤い線が出ると、「陽性」を意味します(この点については機会を改めて解説します)。

 

そして本日の16時30分に第1回目のワクチンを接種しました。

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汚い写真で恐縮ですが、

上の黒い矢印がほくろで、

下の赤い矢印がワクチンを打ったところです。

 

打ってから15分、経過観察してもらいましたが、

幸いアナフィラキシー症状は出ませんでした。

多少腕が重いかなとは思いましたが、気のせいかもしれません(汗)。

痛み、腫れは今のところありません。

 

さて、今後どうなるか、またご報告いたします!

 

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感染症の知識を易しく身につけられます!『知ってふせごう! 身のまわりの感染症』

昨年、旬報社様から3巻の分冊になった本を出しました。

『知ってふせごう!身のまわりの感染症』です。

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この本はちょっと特殊で、一般の書店では売っていません。

図書館や、学校の図書室に納入される本なのです。

ただし、Amazonなどでは購入できます。

 

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値段はちょっとお高いですが、大判のオールカラーになっており、とてもしっかりした本です。図書室にも納入されるので、子供でも理解できるように書かれています。
今回私は監修として携わりました。イラストはプロの方が描かれています。いや~やっぱりプロの絵は良いですね(笑)。

 

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本来は子供用ですが、ここまで網羅的に様々なことが分かりやすく書かれている本は、ちょっとないのではないでしょうか。私もじっくり時間をかけて監修しましたが、決して浅い内容の本ではありません。

 

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新型コロナやインフルエンザ、パピローマウイルス、ピロリ菌などなど、感染症と人類の戦いは複雑になっていく一方です。感染症についての知識は、今後の世の中において、必須の教養と言っても過言ではありません。それを身に付けるために、本書は最適だと思います。

 

そこで!本書の内容を、次回以降、このブログで少しずつご紹介していこうと思っています。どうぞ楽しみながらお読みください!

 

 

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医師が監修した新型コロナウイルス抗原検査キット、発売中です!

本日、私のECショップ『メディセルフ』がオープンいたしました。
ここ半年あまり、本業のかたわら準備を進めてきたので、きちんと形になって本当にうれしく思っています。
 
現在のところ、新型コロナウイルス『抗原検査キット』を販売しておりますが、今後は『抗体検査キット』や、そのほかの健康に役に立つアイテムも取り揃えていく予定です。
さて、なんでこのようなことを始めたのかを説明させてください。
 
そんな中、新型コロナウイルスの世界的な蔓延が起きました。
なにぶん、今まで経験したことのない事態です。
一般の人はもとより、医療者であっても、玉石混交の情報に左右され、何が正しいのか、何を信じればいいのか、よく分からないという状況が続いています。
とにかく感染リスクを低くしたい人、経済を優先してほしい人、リスクの高い人、低い人、あまり深く考えていない人など、色々な立場の人がいます。その調整がつかず、政治もフリーズ気味であることは、みなさんも感じていることと思います。
 
しかし、フリーズ気味だからといって、何もしなくていいということにはなりません。
自分の立場に合わせて、必要なことを見極めて、前に進んでいく必要があります。誰かが決めてくれるのを待っていては、乗っている船が沈没する事態もありうるのです。
 
体調がちょっと悪くて不安
家族にうつすわけにはいかない
帰省したいけど帰れない
出張に出ても迷惑にならないか
同僚が体調不良
職場のクラスター化のリスクを減らしたい
 
現状では、こういった不安に誰も応えてくれません。
自費のPCR検査も、基本的には高額で受診が必要です。
 
そんな時、抗原キットをうまく活用すれば、
様々なリスクを軽減させることが出来ます。
 
キットは家でも、職場でも、誰でも簡単に扱えます。
結果は15分で出ます。
当社のキットとPCR検査との一致率は97%あります。
 
実はとても高性能で、便利なのです。
 
誰かがトップダウンで何とかしてくれるのを待っていてはだめなのだと思います。自分から、手に入るものを活用して、状況を好転させる必要があるのではないでしょうか。いわばボトムアップです。
その一助になるために、今回ECショップを開設いたしました。
 
みなさまにも、ぜひ活用していただければ幸いです!!!
 

『ほんとは怖い 健康診断のC・D判定』発売です!!!

ブログの更新を延々とサボっておりました…!

大変申し訳ありません。

 

どうも日々の業務に追われ、

余裕を失っておりました。

これからは心を入れ替えて頑張るつもりです!

 

 

さて、日経ビジネスオンラインの『医療格差は人生格差』のシーズン2が終了し、

担当編集者の異動に伴い、JBpressに連載の場を移しました。

タイトルは新たに『パンデミック時代の健康管理術』として連載は継続しています。

 

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60736?fbclid=IwAR0aqtNj5kROAM-8S8lZ8SupNvXOFJHhIEx7XEDnhalEKFxZq3IvxuNDPUA

jbpress.ismedia.jp

 

シーズン1は「がん検診」

シーズン2は「メタボ、生活習慣病」と来て、

シーズン3は「メンタル」です。

1,2に勝るとも劣らない、非常に重要なテーマですので、どうぞ引き続きご愛顧ください。

 

 

そしてなんと!

シーズン2の「メタボ、生活習慣病」が1冊にまとまり、

本日よりAmazonで入手可能となりました!

 

 

「健康診断を受けたんだけど結果がよく分からない」
「C判定の経過観察って問題ないってこと?」
「高血圧って老化の一種で問題ないよね?」
「カロリー制限と糖質制限って結局どっちがいいの?」
など、健診や食生活に関してはみなさん分からないことだらけだと思います。

 

本書では、高血圧、糖尿病、脂質異常症高尿酸血症といった生活習慣病と、
それが組み合わさったメタボリックシンドローム
そしてその先に起こりうる脳卒中認知症、心疾患について
エビデンスを踏まえながらじっくりと説明しています。
我ながら、とても盛沢山で、お得な内容になっております。

 

マンガも命を削って描きました。
特に、「最後の晩餐」のところは、これ以上のネタは
もう一生描けないんじゃないかという自信作です!
ぜひお手に取ってみてください。

 

巷のよくある健康本とは違います。
クスッと笑ってるうちに、平均的な医療関係者以上の知識が身についてしまいます。
この本は、あと少なくとも10年は抜かされないだろう孤高の一冊と自負しています!笑

 

こんなに有益な1760円はちょっと他には想像できません。
どうぞポチッとよろしくお願いいたします~!!!

 

 

今週号の女性セブン『女性のがんに強い病院全国トップ100』でコメントしております~!!!

今週号の女性セブンでコメントしております!私と上昌広先生で。畏れ多い…😵

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 今回、話題にしているのは、2018年に国立がん研究センターが発表した、

全国230の病院別の、がんの5年生存率です。

https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

 

これによると、生存率が病院によってかなり差がありますが、なぜでしょう?ということを解説しています。

この差は各病院によってがんのステージ構成が違うから、で説明できます。

つまりステージⅠの患者が多い病院の方が全体の生存率が高くなり、

ステージⅣの患者が多ければ生存率は低くなるということです。

 

しかし、実はステージ別に分けて、同じステージであっても、

やはり病院によって生存率に差がでるのです。これはなぜでしょうか?

 

もちろん、「医療レベルが低いから」は、どう否定しても最後まで残ります。

率直に言って、病院によって医療レベルに差があるのは事実です。

とある北関東の大学病院で、腹腔鏡手術で多くの方が亡くなったニュースは

非常に衝撃的でしたし、散発的な医療ミスであれば、枚挙にいとまがありません。

 

ただし医療レベルが高くても、ステージごとの生存率が低くなることはありえます。

なぜなら、ステージは同じでも、患者の特徴がそれぞれ違うからです。

 

「年齢(高齢者かどうか)」、「糖尿病、心疾患などの病気がある」、

「呼吸機能、腎機能が悪い」などの要素で、治療の成績は大きく左右されます。

 

そういった患者は他の病院に紹介して、リスクの低い患者だけを治療すれば、の病院の見かけの生存率は上がります。

一方、リスクがあっても、それを受け入れて治療をすれば

(もちろん、蛮勇もダメですが)、生存率は低くなるでしょう。

 

「生存率が低い」イコール「医療レベルが低い」という単純な構図ではない、ということです。

 

なかなか読み応えのある特集になっています。また、「女性のがん」と断っていますが、内容は男性にとっても参考になるものです。ぜひご一読ください~!

あと、ところで…。

実は2か月前からTwitterを始めてみたのですが、

フォロワーが10人ぐらいしかおりません(笑)。

もしよろしければ、ぜひTwitterでも繋がらせていただければ、幸いです~!

近藤慎太郎@hIeeTVcuVBqXHtc

 

胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!  ―最先端医療が命を守る

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医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方

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がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

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去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

(文・近藤慎太郎)

 

 

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ありがたいことです…😭。

たくさんの人に読んでもらえるといいなぁ…。

 

ご興味あれば、ぜひよろしくお願いいたします~!!!

 

 

 

↓↓↓がん検診全般について詳細に解説しています。ご参照ください↓↓↓

 

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去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

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(文・近藤慎太郎)