5月19日にフジテレビの『直撃LIVE グッディ!』に出演しました。
しかも、人生初のスタジオ生出演。
いや~緊張しました!(笑)
みなさんもご存知かもしれませんが、前日の18日に中村獅童さんが肺がんになったというニュースが報道されました。
定期的に人間ドックを受けていたため、見つかったのは非常に早期のがんであり、幸い手術で完治が見込めるとのことでした。
このニュースを受けて、肺がんを含めてがん検診についての解説をしてほしいとのオファーが私にあったのです。
肺がんを見つけるにはレントゲンと胸部CTのどちらがいいのか?
健診と人間ドックはどう違うのか?
人間ドックにはオプションがたくさんあり、何を受ければいいのか?
がん検診はどれぐらいの頻度で受ければいいのか?
についてコメントしました。
いずれもとても大事なポイントです。
また、がんのリスクを測定する新しい検査である、アミノ酸インデックス(そのうち当ブログでも取り上げます)についてもコメントしました。
もちろん語りつくせたわけではありませんが、司会の安藤優子さん、進行の大村キャスターのおかげで、ポイントを押さえることはできたと思います。
一応の台本はあるのですが、当然その通りに進むわけではなく、ゲストにコメントを求めたり、何言いだすか分からないド素人である私をうまく導いて解説させたりしながら、臨機応変に、そして時間通りにまとめる手腕には、本当に感心しました。
そして感心するといえば製作スタッフも凄まじいです。
中村獅童さんのニュースを受けて、私のところにオファーがあったのが放送前日の15時ぐらい。
(ちなみに、スタッフの方が私の著作を読んでいたそうです。感謝!)
そこから私とやり取りしながら内容を詰めて、データを集めて、パネルだのなんだの用意して、最先端のアミノ酸インデックスのことまで調べて番組にしたわけです。
報道番組なのでスピードが命なんでしょうけど、よくこの短時間にここまで仕上げられるなと驚きました。
すんごいです。
スタッフに、
「どれぐらい寝れたんですか?」
と聞いたら、
「一睡もしてません」
との答えが返ってきました。
そうでしょうね…。
多くの優秀なスタッフが集まって、それぞれの能力を発揮することによって番組が成り立っていることを目の当たりにしました。
テレビの底力を感じた、とても有意義な経験でした!
またやりたいな~!(笑)
(文 近藤慎太郎)
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