『近藤しんたろうクリニック』、順調です!

去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

 https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

一切広告も出さず、ほとんど告知もせず、ひっそりと開院していますが、

色々な方が受診してくださり、意外と忙しいです😅。

もちろん、とってもありがたいことです。

 

通常のクリニックを開院するとなると、

およそ「1億円」ほど借り入れをするのが一般的です。

私の場合は内視鏡が専門なので、普通のやり方で開院するのであれば、当然内視鏡のシステム一式をそろえることになります。

しかしそうすると、機械のメンテナンスや、定期的なアップデート(医療機器は日進月歩なので)をするためのコストが相当かかります。

さらに、機械だけではダメなので、内視鏡室で勤務していた経験のある看護師さんを見つける必要があります。

やはり優秀な人を雇いたいので、条件も良くしなくてはいけません。

人事、労務、人材派遣会社とのやり取り(これが相当大変です)…など考えなくてはいけないことは加速度的に増えていきます。

 

駅近くの来院しやすい物件を確保し(当然家賃は高くなります)、広告(駅の広告や看板、ネット関連など諸々)を出します。クリニックを認知してもらうためには、広告がとても重要になるので、月に数十万かけているクリニックも珍しくありません。

 

以上のように、相当なリスクを背負って、医療とはかけ離れたところで苦労をすることになります。それだけしても、成功するかどうかは分かりません。

実際に患者さんが来ずに閉院に追い込まれたクリニックもたくさんあります。たとえ順調に成長できたとしても、黒字化するのは1-2年後と言われています。

 

私はそういった開業スタイルに疑問を持っていました。

なぜ1億の借り入れしなくてはいけないのか

なぜ勤務医か開業医の2択しかないのか

なぜ不必要な苦労をしなくてはいけないのか

もっと合理的なやり方があるのではないか

 

考え抜いた末に今のクリニックを開院しました。

そして、週に2日もクリニックで働かず、一切広告も出さず、電子カルテなどを使ってすべて自分でやりくりしていますが、開院5か月目にしてめでたく黒字化いたしました。もちろんランニングコストが少ないからなのですが、逆に表現すれば、ランニングコストが少なければ黒字化することは比較的簡単なことなのです。

始める前は不安もありましたが、自分の考えは間違ってなかったなとホッとしています。

もちろん、黒字化すればそれで良いという訳ではないので、今後はさらに効率化を進めて、より多くの人に役立つスタイルを確立しなくてはいけません。でもその一歩が達成できたし、焦らずに、おかしなことに手を染めずに、じっくりと進むことができるようになりました。

総合病院で内視鏡検査・治療を行い、クリニックを運営し、執筆・講演を通じて皆さんに正しい医療情報をお伝えする…。私がやるべきことはやっと出そろったように感じています。後は、これをどれだけきちんと回していくかだと感じています。

 

今後もこの道を邁進したいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

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(文・近藤慎太郎)

『近藤しんたろうクリニック』に千葉の市原から患者さんが来てくれました!

去年の12月から渋谷の松濤にクリニックを開いています。

 

https://kondoshintaro.jimdofree.com/

 

ほとんど告知もせず、広告も出さず、ひっそりと開院していますが、

意外と忙しいです😅。

もちろん、ありがたいことなのですが。

 

先日は、千葉の市原から患者さんが来てくれました。

私は市原にある「帝京ちば総合医療センター」で働いていいたことがあるのですが、

その時の患者さんが、わざわざ来てくれたのです~!

 

その方は大腸内視鏡検査がいつもつらくて困っていたのですが、

私が検査を担当したときに上手くいったことをとても評価してくださっていて、

私がどこに行こうとも、必ず訪ねてきてくださいます。

とてもありがたいことです…。

 

 自分を信頼してくれる方々を、ゆっくり丁寧に診れるクリニックを作りたいと思っていたので、今のスタイルは理想的です。

どんなシステムなのか、また改めてお話いたします。

 

 

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(文・近藤慎太郎)

堀ちえみさんの『舌がん』と『食道がん』について なぜ合併するのか?

堀ちえみさんが『舌がん』になり、治療を受けたというニュースがありました。

その話も冷めやらぬうちに、今度は『食道がん』が見つかったというニュースがあり、みなさん驚かれたのではないでしょうか。

 

「そんなに短期間に2つのがんになるなんて、本当にめずらしいことがたまたま重なってしまい、お気の毒だ…。」と思われたのではないでしょうか。

 

でも実は、『食道がん』と『口腔や咽頭のがん』というのは、本当に合併しやすいがんなのです。

ですので、私たち消化器内科の医師も、食道がんが見つかった場合には、必ず耳鼻科を受診していただき、『口腔や咽頭のがん』のチェックを必ずします。

 

なぜ合併しやすいのかははっきりしていません。

おそらく、両者のがんのリスクを上げる因子が同じだからたと考えられています。

それは、『タバコ』と『アルコール』です。

 

堀ちえみさんが『タバコ』と『アルコール』を嗜むのかどうかは存じませんが、一般論としてはそうなのです。

 

両方嗜まれる方、くれぐれも健康チェックは欠かさないようにしてください。

 

 

 

 

 

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(文・近藤慎太郎)

雑誌『壮快』6月号発売中です!

健康エンターテイメント雑誌『壮快』6月号発売中です!      

そして私の連載『がんの常識&非常識』も4回目となりました〜!


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今回は剛田さんの奥様、パピヨン・アケミが登場です。また1人、作者自身が気になるキャラが生まれました(笑)。


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ぜひご一読ください〜‼️

 

 

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ここのところ連載を本当に多くの人に読んでいただいていて、

今日もアクセスランキング1位になってます!

ぜひご一読くださいませ〜‼️

 

 

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昔から自覚しているのですが、忙しくなると、自分でさらに忙しくしてしまうクセがあります。

心理学、行動学的に説明出来そうな気がしますね。

 

 

 

近藤しんたろうクリニックもよろしくお願いいたします〜!

 

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昔から自覚しているのですが、忙しくなると、自分でさらに忙しくしてしまうクセがあります。

心理学、行動学的に説明出来そうな気がしますね。

 

 

 

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