日経ビジネスオンライン第5回目は、『胃がん検査にはバリウムよりも胃カメラを!』です!

9月20日から始まった、日経ビジネスオンラインでの週刊連載、『医療格差は人生格差』!!!

 

前回は、『ピロリ菌の除菌で胃がんゼロには…ならない?』でした。

business.nikkeibp.co.jp

 

ピロリ菌が胃がん発症に及ぼす影響力を解説しました。

また、ピロリ菌感染は激減しており、今の10代以降の日本人では、胃がん自体も激減するものと予想されます。

ただしそれは少し先のはなしであって、今の中年以降の世代であれば、やっぱり胃がん検診はなくてはならないものでしょう。

 

さて、では胃がん検診ではバリウム検査と胃カメラ、どっちが有益なのでしょうか?

それが今回のテーマです。

 

business.nikkeibp.co.jp

 

どっちがラクで、どっちが病気をたくさん見つけるのでしょうか?

実はその判断をするためには、胃がんよりも○○がんのことを考える必要があるのです…。

ぜひご一読ください〜!

(文・近藤慎太郎)

 

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

 

日経ビジネスオンライン第4回目は、『ピロリ菌の除菌で胃がんゼロには…ならない?』です!

business.nikkeibp.co.jp

 

9月20日から始まった、日経ビジネスオンラインでの週刊連載、『医療格差は人生格差』!!!

 

第1回目は「受動喫煙」、

第2回目は「肺がん検診」、

第3回目は「禁煙の方法」についてそれぞれ解説しました!

 

business.nikkeibp.co.jp

 

business.nikkeibp.co.jp

 

business.nikkeibp.co.jp

 

つまり、肺がんについての3セットでした。

私も執筆する過程で色々な気づきがあり、とてもいい内容のものが書けたと自負しています。

 

さて、今回10月11日、第4回目です。

『ピロリ菌の除菌で胃がんゼロには…ならない?』!

 

ピロリ菌については前著でもかなり詳細に解説しましたが、今回はそれをさらにブラッシュアップしました。

  

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

 

 

さらに、ピロリ菌感染の現状と今後の展望など、少し踏み込んだ内容になっています。

 

ぜひご一読ください!(^^)

(文・近藤慎太郎)

日経ビジネスオンライン第3回目は、『長く険しい道のり「禁煙」。成功するには?』です!

9月20日から、日経ビジネスオンラインで『医療格差は人生格差』の連載が始まりました!

週刊連載の恐ろしさをまざまざと感じており、日々強迫観念的に原稿書きに追われております…。

 

さて、第1回目は、「受動喫煙」について。

 

business.nikkeibp.co.jp

 

9月27日の第2回目は「肺がん検診」について解説しました。

 

business.nikkeibp.co.jp

 

そして10月4日の第3回目は「禁煙の方法」についてです!

 

business.nikkeibp.co.jp

 

日本ではタバコが原因で年間12万9000人もの方が亡くなっています。

それを受けて、喫煙は「ゆるやかな自殺」とまで言われています。

 

その一方で、禁煙が口で言うほど簡単ではないことも重々承知しています。

みなさんの周りにも、禁煙にトライしたけれども失敗してしまった、という方がたくさんいるのではないでしょうか。

 

なぜ禁煙が難しいのかといえば、ご存知の通りニコチンにはきわめて強力な「依存性」があるからなのです。

ではどうすれば、そんな悪条件を乗り越えて禁煙できるのでしょうか?

禁煙できた人とできなかった人の違いはどこにあるのでしょうか?

 

今回は、禁煙のために現状でできることをすべて解説いたします!

(文・近藤慎太郎)

 

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

 

日経ビジネスオンラインでアクセスランキング1位を獲得しました!

前回のブログでもご報告しましたが、9月20日水曜日から、日経ビジネスオンラインで連載を始めました!

 

 

題して『医療格差は人生格差』!!!

 

第1回目は受動喫煙について、

 

business.nikkeibp.co.jp

 

9月27日の第2回目は肺がん検診について解説しています。

 

business.nikkeibp.co.jp

 

しかも私のマンガ付きです。

私のグダグダマンガが全国的なメディアに載っています。

嬉しさよりも「座りの悪さ」の方が強いですが、編集部に「やめろ」と言われるまでは、空気読まないで突っ走ります!(笑)

 

さて、とっても嬉しいことに、第1回目の記事が9月20日のアクセスランキングで1位を獲得しました!!!

 

f:id:shintarok:20170927151833j:plain

 

これはいわば瞬間最大風速的なもので、1日トータルとしては1位ではない(5位)のですが、それでも十分です。

しかもこの原稿を書いている9月25日現在の週間ランキングでも、週間ランキングで11位に入っています。

日経ビジネスオンラインによれば、「月曜日から金曜日まで毎日10~20本の記事をお届けする」とのことなので、連載1回目としてはでき過ぎとしかいいようがありません。

もちろん、それに見合った良質な記事を書いていく責任も怖いくらい感じています。

 

今後とも精進しますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!!!

 

(文・近藤慎太郎) 

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

 

『みなさまへの重要なお知らせ!!!』

当ブログを読んでいただいているみなさま、いつもありがとうございます!

 

当ブログは複数のコンテンツで成り立っています。

 

①『がんで助かる人、助からない人』

私の初めての著作の内容を少しずつアップしています。

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

 

 

この本は全6章で成り立っていて、現在までに1‐4章までの内容を当ブログで読むことができます。

 

②『生と死を照らす100冊』

「生と死」をテーマにした書評を行っています。これも少しずつ進んでいて、現在までに13冊紹介できました。

 

③『低ハードル・ダイエット』

前々回から始まった、私の現在進行形のダイエット記録です。

食べたいものは食べて、最低限の運動+α(まだ見ぬ未知のTips)だけでなんとか痩せるということを目的にしています。

B級グルメ情報も兼ねています。

 

そんな日々のほそぼそとした営みを神様が不憫に思ったのかどうかわかりませんが、なんと9月20日から、天下の『日経ビジネスオンライン』で週刊連載が始まりました!!!

題して『医療格差は人生格差』!

business.nikkeibp.co.jp

 

医療とみなさんの間にはとても大きなギャップがあって、それは年々広がり続けています。

医療者の中での常識や、当然の事実として認識されていることが、驚くほどみなさんと共有できていないのです。

それはなぜかというと、医療は進歩する一方なのに、その情報をみなさんに的確に伝えるための手段がほとんど進歩していないからです。

 

この問題意識が、私にとって本を書いたりブログを続けたりする原動力となっています。

 

電子製品やグルメ情報ぐらいであれば格差があっても害は少ないですが、なにぶん医療はみなさんの人生にダイレクトに影響していきます。

「情報がなかったばっかりに、気がつけば手遅れだった」という事態は避けなければいけません。

 

そのために、この連載ではみなさんの健康管理において致命的になりうる盲点や誤解を、自作のマンガを使ってできるだけわかりやすく解説していきます。

そしてその結果、みなさんが心身のメンテナンスを適切に実践し、仕事でもプライベートでも人生の質をさらに高めることができるようになること。

それが私の心からの願いです。

 

この連載は週刊連載なので、いつまで続くはまったくわかりませんが、続く限りはかなりの時間を配分することが予想されます。

そこで、当ブログの④本目の柱として、連載と連動しながら内容の補足的な解説などを行っていきたいと思っています。

 

ブログと連載、両方お楽しみいただければ幸いです。

引き続き、よろしくお願いいたします!!!

 

(文・近藤慎太郎)

近藤慎太郎の低ハードル・ダイエット 第2回

食べたいものは食べて、最低限の運動+α(まだ見ぬ未知のTips)だけでなんとか痩せられないかという都合のいい理由で始まったのが『低ハードル・ダイエット』です。

誘惑の多い飽食ニッポンにおいて、筆者自身の体をモニターしながら、どうすれば必要最低限の努力だけで肥満を回避していけるのかという難題に回答したいと考えています。

 

現状では、週2回のスポーツジム(筋トレ1セット+有酸素運動20‐30分)と、週1回2キロ程度のジョギングを鼻歌まじりでしているだけです。

今後、おおよそ月に1回のペースで体脂肪などのチェックをし、方針の再評価をする予定です。

 

さて、よく肥満という表現を使いますが、医学的な定義はご存知でしょうか?

 

医学的には、「肥満」は「BMI25以上」のことです。

BMIというあまり聞きなれない言葉が出てきましたので、ここでその概念について説明します。

BMIというのはBody Mass Indexの頭文字をとったもので、身長と体重のバランスを見る指標になります。体重を、身長(メートル換算)の2乗で割ることによって算出します。

たとえば身長170㎝(1.7m)、65㎏の方の場合、

BMI=65/1.7二乗=22.5

となります。

22が理想といわれており、大きくなればなるほど肥満、その逆がやせ、という事になります。

BMI25以上の肥満というのは、170㎝の方だと、72.25キロ以上という事になります。

みなさんもぜひ自分のBMIを測ってみてください。

 

それを踏まえたうえで、日本人の肥満の割合はどう推移しているのでしょうか?

下のグラフは、厚生労働省が発表している統計です。

 

f:id:shintarok:20170911215850j:plain

 

女性では肥満の割合はほとんど変化していませんが、男性ではすべての年代において肥満が一貫して増加していることが分かります。

 

肥満は様々な病気の原因になることが分かっています。なんとしても、この現状を改善する必要があるのです。

 

 

さて、そんな問題提起をした後ではなはだ気後れしますが、この1週間で私が食べたものを発表します。

一覧にすると、自分がいかに脂肪分の多い炭水化物が好きなのかということが分かります。

 

f:id:shintarok:20170911215910j:plain

 

立川『かにチャーハンの店』(写真 左列・上)

旨いうえにボリュームもかなりある。昼時になると、血走った眼をしたサラリーマンが次々と店内に吸い込まれていく。

カニの出汁が効いた味噌汁もグッド。

f:id:shintarok:20170911220017j:plain

 

新橋『ビーフン東(あずま)』(写真 左列・下)

ホームページによると、

「当店の歴史は、初代が石川県で日本料理店を営んでいたことに端を発します。明治中頃に台湾に渡り、日本海軍指定の料亭として営業、第二次大戦中にはマニラにも支店を出しておりました。」

とのこと。

卓上にあるにんにく醤油をかけながらいただく。麺も具材も一つひとつ納得のおいしさだが、あくまで昔ながらのビーフンであり、目から鱗が落ちるようなものではないと思う。しかし店のたどった歴史やたたずまい、そして常連さんに愛されながらいまだ新橋で営業を続けているという事実にロマンとノスタルジーを感じる。ちまきも有名なようなので再訪したい。

 f:id:shintarok:20170911220110j:plain

 

(文・近藤慎太郎)

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

 

近藤慎太郎の低ハードル・ダイエット 第1回

診療を行う上で、肥満をどうコントロールするかというのは非常に重要な問題です。

肥満は、高血圧、糖尿病、脂質異常症などを起こして、脳卒中心筋梗塞の引き金になったり、がんの発症リスクを上げたりするからです。

 

外来などで肥満の相談を受けるたびに、

「痩せなきゃダメですよ」

とか

「入ってくるカロリー(食事)と出て行くカロリー(運動)の収支のバランスですよ」

とか

「まずはじめに野菜を食べるといいですよ」

とか説明しています。

 

間違ったことを言っているわけではありません。

しかし実はそれはどこかの教科書に書かれていたことであって、自分がそれを実感として持っているのかと言われると、必ずしもそうではありませんでした。

 

医者として生きていく上で、適切な食事と運動による健康管理の知識は欠かせません。

そうであるならば、自分の体を使ってダイエットをきちんと実践し、健康管理をするうえで何がどういいんだということを、確信を持って言えるようにならなければいけないと思い立ちました。

 

幸い(?)長年の多忙による運動不足と不摂生のせいで、お腹の回りは自分の人生史上、最高にタプタプしています。

もともとやせ型で、服を着るとそうは見えないのですが、健康診断のたびに「典型的な隠れ肥満ですね」と言われています。

食事と運動による効果をモニターするためには、これ以上ないぐらい理想的な状態です。

 

ただしダイエットを始めるにあたって、いくつかのルールを決めました。

 

①無理な食事制限はしない。

リンゴだけ食べるとか、炭水化物は食べないとか、そういうことは一切しません。恥ずかしながらラーメンやカレーなどが大好きなので、好きなものはきちんと食べつつも、それを補完する食事などで無理のないダイエットを目指します。

 

②無理な運動はしない。

急に頑張りすぎると長続きしませんし、体にも良くありません。多忙な方でもこれぐらいならなんとかできるという、「ハードルの低い運動」を心がけます。

 

③高価なサプリや健康食品などは使わない。

無理なく一生でも続けられるダイエットを目指すので、特定の商品に頼ったり、持続的に出費がかさんだりするようなことは一切しません。

ただし、コーヒーと紅茶、烏龍茶のどれがいいかなど、一般的なスーパーなどで買える商品はいずれ試す予定です。その場合も、原則的にごく一般的な商品を選んで、「痩せるお茶」など特定の効果を謳ったものは使用しません。

 

また、色々なことをいっぺんに試すと、減量できた場合にどれが一番効果があったのかが分からなくなってしまいます。

まず数ヶ月は、「運動」をテーマにします。

現在、週に1〜2回近所にあるスポーツクラブに行って、体感、四肢の筋トレをしています。

重さは「10回ギリギリできるぐらいを2〜3セット」と言われていますが、1セットしかやってません。(笑)

あまり時間を掛けたくないのと、あくまでも「ハードルの低い運動」を大事なテーマにしていますので…。

あとは有酸素運動を30分やっていますが、まったく自分を追い込んでいません。30分でだいたい250キロカロリー消費する程度です。

また「今日はちょっと疲れているな…」という時は20分にするなど、かなり大胆に変更しています。

あとは週1回、7歳の子どもと一緒に近所の公園を走っています。これは子どもの体力づくりがメインの目的なので、ゆっくりと2キロ前後ぐらいしか走っていません。オマケ程度です。

 

さて、現状のデータを示します。

 

f:id:shintarok:20170903113006j:plain

 

身長174cmで体重66.3キロなので決して重すぎではないと思いますが、体脂肪率が21.3なので結構あります。やせ型なのに脂肪が付いているという状態です。

これがどう変化していくか、また経過を報告します。

 

また、無理なダイエットはしないということを証明するために、食べたものを示します。

B級グルメ情報も兼ねていますので、どうぞご参照ください。(笑)

 

f:id:shintarok:20170903113019j:plain

f:id:shintarok:20170903113037j:plain

 

大宮『煮干丸』(写真 上段・左)

煮干が香る濃厚なスープ。麺はストレートでカタメがデフォルトだが、スープがしっかりしているのでこれぐらいがちょうどいい。バッサバッサ食べる感触が心地よい。

f:id:shintarok:20170903114420j:plain

 

新橋『岡むら屋』(写真 下段・右)

いわば牛丼の亜種。濃いめのいわゆる肉どうふにタマゴ、大根が入っている。大根は「どんだけ煮込んでんだ?」というぐらいにトロットロのシミッシミで、柔らかすぎて自重に耐えられず折れている。卓上には七味とカラシが置いてあり、たっぷり10秒は悩んだ末に両方投入した。ガッツリ食べたい時にオススメ。

f:id:shintarok:20170903114435j:plain

 

(文・近藤慎太郎)

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」

がんで助かる人、助からない人 専門医がどうしても伝えたかった「分かれ目」